カンボジア人の平均寿命が伸び傾向、政府の医療分野投資による

カンボジア人の平均寿命が伸び傾向、政府の医療分野投資による
2023年07月18日 12時59分 公開
カンボジア人の平均寿命が伸び傾向、政府の医療分野投資による

<写真:Khmer Times>

 

カンボジア政府は首都から地方に至るまで大規模な国立病院を設立することで、医療部門の拡大と強化に大規模な投資を行っており、同国ではこうした保健分野への投資の拡大が平均寿命の延長につながっている。

 

1998年のカンボジア人平均寿命は56歳であったが、2022年には70歳となった。

 

公共事業運輸省のスン・チャントール大臣によると、平均寿命の延長は政府が医療分野に投資し、医療センター、病院、医師、水、食料、道路、橋などを整備し、可能な限り早急且つ容易に病院へアクセス可能にしたことが要因である。

 

同大臣が設立発案者であるカンダル州テチョ・セン・コ・トム病院は、医療機器や患者のデータを管理するため、公共事業運輸省が開発した最先端の病院情報システム(HIS)を採用する予定としている。

 

同病院は8月初旬に落成する予定で、カンダル州Saang郡、Koh Thom郡、Leuk Dek郡、タケオ州Prey Kabas郡在住の約70万人に公衆衛生サービスを提供する病院となる。

 

カンボジア政府は4月上旬に2つの大きな建物を持つトボンクムン州のKroch Chhmar Referral病院を正式に落成させた。

 

また、カルメット病院では多機能センタービル「Techo Aphivadh Building」が最近落成した。

 

 

 

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