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<写真:Khmer Times>
国際通貨基金(IMF)は、2023年のカンボジアの経済成長予測を下方修正した。
4月の予測では5.8%であったが、現在の予測は5.6%である。
主な理由として、外部需要の低下が挙げられる。
カンボジア経済は、アメリカとヨーロッパの市場に大きく依存しており、これらの市場での需要が弱まっていることが背景にある。
カンボジアの伝統的な経済基盤は、衣料品・履物・旅行用品(GFT)、観光、農業、不動産、そして建設である。
2023年1月〜9月までに、カンボジアの輸出額は81億4000万ドル(1兆2193億4758万円)相当であり、前年同期比で17.8%の減少となっている。
地域的な包括的経済連携(RCEP)協定の導入により、カンボジアの経済と輸出が多様化し、アメリカとヨーロッパへの輸出依存度が低下した。
RCEP協定は、2022年に発効し、加盟国は、ASEAN加盟国10カ国含むアジア太平洋諸国15カ国と、中国、日本、韓国、オーストラリア、ニュージーランドの貿易相手国5カ国である。
この協定の影響を受け、2024年のカンボジアの経済成長率は6.1%になると予測されている。
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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
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