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<写真:Khmer Times>
カンダル州サーアン地区およびタクマウ地区において、住民からの苦情を受けて、同州当局が水供給業者に対し、汚水の供給を止めるように警告を発した。
カンダル州当局によると、過去にも同様の問題が発生し、その都度解決されてきたが、今回は問題が長期間にわたり続いているとされる。
特に、業者の1人であるチャン・ナリー氏は、清潔な水の供給を怠っているとして、問題解決のために30日間の猶予が与えられた。
この期間内に問題が解決されない場合、州当局は法的措置を講じる意向を示している。
クオッチ・チャムルーン州知事は、ナリー氏に対し、川の水を住民に供給することなく、品質の良い水を提供するように指示した。
州政府の広報担当者ディム・ボラ氏は、これまでに複数回にわたり改善を求めてきたが、問題は解決されていないと述べた。
カンダル州内には56を超える水供給業者が存在し、大多数は水質基準を守っているが、1部の業者には基準に満たない供給が見受けられるという。
同州には956の村があり、そのうち94%が清潔な水を利用できる状態にあると報告されている。
また、7月下旬には産業科学技術革新省のヘム・ヴァンディ大臣が、全国の水供給事業者に対し、安全で持続可能な水の供給を強化するように呼びかけている。
同省の報告によれば、カンボジアの水供給量は2018年から2023年にかけて32%増加し、現在では年間約4億6000万㎥に達しているという。
政府は2030年までに全住民に対して100%の清潔な水の供給を達成する目標を掲げており、そのためのマスタープランを策定している。
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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
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