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<写真:Khmer Times>
フン・マネット首相は社会と技術の急速な進展に対応するため、教育システムの継続的な近代化が重要であることを強調している。
28日、カンポンチャム州での式典において、フン・マネット首相は技術主導の未来に対応可能なスキルをカンボジアの学生に提供するため、教育改革を進める方針を示した。
同式典は中国とカンボジアの教育支援プロジェクトの成果を祝うもので、総額2250万ドルを超える資金がカンボジアの学校インフラ整備や教材の供給に充てられた。
この5年間のプロジェクトには、中国政府からの2050万ドルの助成金と、カンボジア政府からの200万ドルの資金が含まれている。
プロジェクトによってプノンペンとカンダル、コンポンチャムの各州で27の教育施設が新設され、学舎や教員宿舎、衛生設備、スポーツ施設などが整備された。
これにより、学生の総合的な発達が促進される環境が整ったとされる。
フン・マネット首相は従来のインフラ、電力、水道といった基盤整備に加え、新たに「技術」を重点分野に据え、カンボジアが世界の進展に遅れを取らないようにする意向を示した。
また「教育機関はデジタル技術を備え、現代的なカリキュラムと技術研修を提供可能とすべきである」と述べ、全国の教育機関が技術対応力を強化することを求めた。
教育・青少年・スポーツ省に対しては、特に遠隔地における学校拡充と、技術的な即応力を高めるためのカリキュラム改訂を促した。
フン・マネット首相は新しい校舎や最新の設備の象徴的価値に触れ、「これらの施設とプログラムは教育の質を高め、学生が近代的な教育カリキュラムと技術スキルを習得可能な環境を提供するものである」と述べた。
これらの取り組みは医療と教育の基盤を強化し、国の発展を支える政府の包括的戦略の一環であると説明した。
さらに、在カンボジア中国大使の王文彬氏も同席し、教育の質向上に向けたカンボジアの努力を称賛するとともに、教育インフラに対する中国の継続的な支援を再確認した。
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