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<写真:Khmer Times>
カンボジアとイランは、石油化学、ナノテクノロジー、航空宇宙、製油、建設、インフラ開発といった分野において、長期的な経済協力を強化することで合意した。
両国は特に、道路や港湾の建設を含むインフラ整備、投資の促進、さらにはテヘランとプノンペン間の直行便の可能性についても検討を進める意向である。
この合意は、カンボジア開発評議会(CDC)の副首相兼第一副議長であるソン・チャントール氏と、在ベトナム・ハノイに駐在するアリ・アクバル・ナザリ駐カンボジア・イラン大使率いる代表団とのプノンペンでの会談の場で成立した。
CDCの発表によれば、ナザリ大使は両国の友好関係を高く評価し、イランがカンボジアの発展に向けて技術および工学分野で協力する用意があることを表明した。
また、大使は両国の経済関係を長期的に安定させる枠組みとして、投資保護協定の早期締結を提案した。
これに対しチャントール副首相は、カンボジア政府が外国からの投資に対して法的支援を提供している点を強調し、協定の締結前であってもイランからの投資を歓迎する姿勢を示した。
また、両国は農産物貿易の拡大に関しても意見を交わした。
カンボジア側は、コメ、コショウ、マンゴーといった主要農産物の輸出可能性に加え、イスラム教のハラル基準に対応できる体制が整っていることを説明した。
一方、イラン産の果物やサフランなどの輸入についても検討が進められている。家畜貿易においては、覚書(MoU)の締結を通じた協力の強化が目指されている。
さらに、両国はロボット手術技術に関する研究分野でも協力を進めており、カンボジアのパスツール研究所とイランの研究機関が共同で先端医療技術の開発に取り組んでいる。
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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
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