おすすめのプロモーション
カンボジア民間航空局(SSCA)は、政府がオープンスカイ(航空自由化)政策を実施して以来、カンボジアの民間航空業界は著しく成長していると強調した。
2018年の航空発着便数は前年比16.2%増加し、10万4800便に到達した。一方で乗客数は21%以上増加し、1050万人に達した。
また、SSCAによると、航空貨物業界も成長を遂げ、貨物取扱量は前年比15.1%に増加し、7万4655トンに達したという。
27日、SSCAの年次総会で発表された報告によると、現在、国内線と国際線含め航空会社47社がカンボジアで運行を行なっているという。
SSCAのBun Ny国務次官は、年次総会でスピーチを行い、2000年から実施されたオープンスカイ政策は航空産業に発展をもたらし、観光業と運送業の成長も後押ししていると述べた。
「航空運輸は人や物を運ぶだけでなく、貿易や観光、国民所得の増加に繋がる」と同氏は述べた。
カンボジアは東南アジアの中でも重要な観光拠点の1つであるため、同国は航空業界や観光業界の中心地になりつつあると同氏は加えた。
カンボジアの国際空港3ヶ所全てを管理しているカンボジア空港CEOのEric Delobel氏は、カンボジアの航空産業は新しい段階に入っていると述べた。
「空港の安定的な交通量はカンボジアの観光産業の成長を示しており、カンボジア沿岸地域の魅力とビジネスチャンスによる好景気によって成長がもたらされている」とDelobel氏は述べた。
昨年、620万人の外国人観光客がカンボジアを訪れ、アセアン地域では7番目に多くの観光客がカンボジアを訪れた。
また、昨年カンボジアを訪問した中国人観光客は、前年度67%増の200万人になったという。
出典:KHMER TIMES
関連記事
- シアヌークビル国際空港、航空会社へのインセンティブ継続へ
- カンボジアアンコール航空、フランス航空との提携を決定
- 中国の春秋航空、上海とプノンペン間で直行便の運行を決定
- アンコール航空、貨物サービスの運用開始へ
- アンコール航空、日本シェムリアップ間の直行便運行へ向けて
※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。