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<写真:Khmer Times>
保健省と世界保健機関(WHO)は、最近ヨーロッパや北米でサル痘の患者が複数報告されたことを受け、カンボジア国民へ警戒を呼びかけた。
クメールタイムズ(電子版)が報じた。
保健省のHok Kim Cheng報道官は22日、国内ではサル痘の症例は発見されていないが、人々は衛生にもっと注意を払わなければならないと述べた。
同氏は「通学・通勤、遊びなどの外出時は、手の衛生管理が重要だ。無症状者がトイレを利用する可能性もあり、公衆トイレ利用時は、病気から身を守るために消毒を徹底すること、特に免疫が弱い人や妊婦、子供などに影響を与える可能性が高い。」と述べた。
また、同省は国内での感染を防ぐため、関連当局やNGOと協力しており、今後より多くの情報を一般公開する方針だという。
サル痘ウイルスは、発疹や飛沫との接触により、ヒトからヒトへ感染する可能性があり、ベッドシーツや床の表面に付着したウイルスに触れて感染する場合もあるという。
ウイルスに感染すると、膿を持った腫れ物を引き起こし、痛みと感染力が数週間継続する。
致死率は1%〜10%程度とされており、21日にはWHOが、サル痘の患者はヨーロッパと北アメリカ、オーストラリアの12カ国92人に拡大したと発表している。
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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
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