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<写真:AKP>
4日午前、東南アジア諸国連合(ASEAN)関連外相会議出席のため、カンボジアを訪問中の林芳正外相がプラク・ソコン副首相兼外相と会談した。
冒頭、林大臣は安倍元総理の逝去に際し、カンボジア外務国際協力省及びカンボジア国民から受けた弔意に謝意を表し、史上最良のレベルにある両国関係を来年の両国外交関係樹立70周年に向けて更に連携を強化していきたい意向を示した。
プラック・ソコン副首相は改めて安倍元総理の逝去についての弔意を示し、二国間関係の強化及び、様々な地域・国際情勢への対応について緊密に連携していきたい旨を述べ、林大臣は、シハヌークビル港をカンボジアと地域の中核港として機能させるための支援を行なっていく旨を述べた。
また、国連平和維持活動(PKO)分野での能力構築支援など安全保障協力を今後も進めたいと強調し、海上自衛隊による寄港を含めた継続的なリアム基地訪問を進めたい意向を示した。
プラック・ソコン副首相は、リアム訪問基地訪問を含め、積極的に進めたいと応じた。
国際情勢については、ミャンマー情勢をめぐり、国軍による死刑執行に深刻な憂慮を伝え、ASEAN議長国のカンボジアをはじめ、事態の打開に向けたASEANの取り組みを最大限に後押ししていく考えを伝えた。
これに対し、プラック・ソコン副首相は、日本の揺るぎない支援に謝意を示し、事態打開のために日本と連携していきたいという意向を示した。
さらに、双方はウクライナ情勢のほか、南シナ海や北朝鮮などの地域情勢をめぐる課題で、引き続き連携を強化していくことで一致した。
林外相は4日、スリランカのアリ・サブリー外相や韓国の朴振外相との会談を行ったが、同日に予定されていた中国の王毅国務委員兼外相との会談は見送られた。
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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
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