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<写真:Capital Cambodia>
30日、環境省は国内で排出されているゴミの半分が埋立地へ運ばれていないことを明らかにした。クメールタイムズ(電子版)が報じた。
同省のNeth Pheaktra報道官によると、カンボジアでは1日1万トン以上、年間400万トン以上のゴミが排出されている。そのうち有機性廃棄物が約60%、プラスチックゴミが20%、一般廃棄物が10%である。
国内には国有地142か所、私有地70か所の計213か所の埋立地があり、現在の都市部のゴミ排出量の増加は年率10〜12%だという。
同報道官によると、アジア開発銀行の融資により、コンポンチャム州、コンポントム州、ストゥントレン州に新たな埋立地が設置される予定だ。
カンポット州、ケップ州、バッタンバン州、ポーサット州、クラチエ州、コンポンチュナン州、バンテイメンチェイ州では、埋立地が建設中である。
また、世界銀行はシェムリアップ州、コンポンスプー州、カンダル州の3か所に融資を行う予定だという。
固体廃棄物管理委員会のHeng Nareth氏は30日、全国で1人あたり平均0.8〜1.5キロの廃棄物が排出されていると述べた。
年間のゴミ排出量については10〜20%の間で徐々に増加しており、これは国民経済と人口の増加が原因であるとしている。
同氏は、もし環境省がゴミのリサイクルを考えなければ、10年後にはゴミの量が年間900トンになるだろうと警告した。
環境省は、固形廃棄物のより良い管理のため、プノンペンを除く24の州に2015〜2022年まで年間200万ドルのサービス予算を提供したと続けた。
その他、同省は全国でゴミ収集車58台、三輪車118台、焼却炉66台、水フィルター129台、大型ゴミ箱68個を提供したという。
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