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<写真:Khmer Times>
プノンペン水道公社(PPWSA)によると、プノンペン近郊では1日64万m³の上水供給能力に対して需要が1日89万m³に拡大しており、供給が追いついていない状況である。
PPWSAは水不足に直面している住民に対して、需要と供給を満たしていないことについて理解と許容を求めている。
今年2月初旬〜3月に掛けて住民から低水圧や水道から水が出ないといった不満の声がPPWSAに寄せられ、給水問題の多くがプノンペン近郊のルセイカエウ区やセンソック区、ダンカオ区、ミエンチェイ区などの複数地域で確認された。
PPWSAは「今年5月以降に体系的かつ段階的な方法で上水の供給不足を解決する」として住民へ理解と許容を求めている。
上水の供給が25万㎥不足している状況を受け、政府や関連機関は段階的な解決に向けて、1日40万m³の供給能力を持つ浄水場と約1000kmの新しい配水管の建設に資金提供を行った。
PPWSAは2023年5月初旬までに現在の上水供給量に加え、新しい浄水場により1日20万m³の上水供給が可能になるとしており、水不足が90%以上解決されることになる。
また、2024年初旬からは更に1日20万m³の上水供給が可能となり、PPWSAの1日の供給量は最大100万m³以上に達するという。
同年初旬以降の上水需要は1日約90万m³と予測されており、供給量が需要を上回ることになる。
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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
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