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<写真:Khmer Times>
カンボジアでH5N1型鳥インフルエンザの新たな感染例が確認され、2023年の感染者数が合計で6人となった。
最初の症例は11月23日に報告されたカンポット州出身の21歳女性で、11月19日に症状を発症し、23日に入院した。
同女性の自宅および村では鶏の死骸が発見された。
2日後には隣に住む4歳少女の感染が確認されている。
同少女は鶏の死骸を持った後に感染し、25日に入院した。
これらの症例は2014年以来、同国で報告された最初のH5N1型のヒト感染例である。
同ウイルスは高い致死率があり、感染例の大半は感染した生きた鳥や死骸、汚染された環境との密接な接触に関連している。
同ウイルスは人間に容易に感染しないとされ、人から人への感染の可能性は低いと考えられているが、鳥の集団内でウイルスが継続的に検出されているため、今後もヒトの感染例が発生する可能性がある。
世界保健機関(WHO)は流行地域で鳥のサンプリングや鳥の殺処分、感染した鳥の卵や糞の処理など、高リスクの作業に従事する人々に適切な個人防護具の使用と訓練を提供し、地元保健当局による厳密な監視を行うことを勧めている。
WHOによると、鳥インフルエンザに対する人間用のワクチンは広く利用されていないが、鳥や家禽と作業をする全ての人々は季節性インフルエンザのワクチン接種が推奨される。
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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
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