カンボジア観光業が好調、前年同期比7％の増加

＜写真：Khmer Times＞

カンボジア国立銀行（NBC）の報告によると、2024年上半期に約310万人の外国人観光客が訪れ、推定17億ドルが経済に注入された。これは前年同期の15億9300万ドルに対して7％の増加を示している。

報告書では、前年と比較して大幅な増加が見られ、新型コロナウイルス感染症の影響からの回復が進んでいることが示唆された。国家銀行は、この好調な結果の要因として、国際線の接続強化やカンボジアの観光地としての人気の高まりを挙げている。

報告書によると、観光部門は引き続き成長を見せており、外国人観光客の到着数は310万人に達し、国内観光の動きも970万人に増加した。これは地域および世界の経済成長、インフラの接続性、他国との直行便の増加によるものである。

観光業はカンボジア経済を支える四大柱の1つであり、観光省の広報官であるトップ・ソフィアック氏は、カンボジアの観光業がパンデミック前の水準には達していないが、回復の道を歩んでいることが数値から明らかであると述べた。

カンボジア旅行代理店協会（CATA）の会長であるチャイ・シヴィリン氏は、観光業の将来に楽観的な見方を示しており、「これらの数字は非常に励みになるものであり、観光業界の努力と復元力を反映している」と述べている。

2023年にカンボジアは545万人の外国人観光客を迎え、観光収入は30億8000万ドルに達した。

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