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3日、プノンペンMeanchey地区はBoeng Tompon I自治区にある2つの家禽屠畜場(かちくとさつじょう)の立入検査を行った。昨今、2つの屠畜場では鶏の殺処分による悪臭が問題となっていた。
地区代表のRoth Khemarun氏は当局はPrak Sreymom屠畜場とLong Sovanarith屠畜場に立ち入り検査を行い、屠殺場の責任者が衛星環境に関する規則に従っているかを確かめたと話した。
Khemarun氏は「当局はこれまで複数回にわたり、立ち入り検査を行い、屠畜場内が不衛生であることが発見されていた。我々は、責任者に対して屠畜場を清掃するように指示を出してきたが、従わなかった」と語った。
今回、同氏は屠殺場の責任者に対し、清掃を行わなければ営業停止を命ずると警告した。
当局に対して近隣住民から2つの屠殺場が廃棄物を処理しておらず悪臭がひどいという苦情が殺到しているという。
Khemarun氏は「苦情が殺到したため、当局が現場を訪れると、悪臭がひどく、非衛生的な環境で営業を行っていたと判明した」と語った。
両屠殺場の責任者は場内を清掃するかもしくは苦情を受けない場所に移転するかを決断しなくてはならないという。
プノンペン当局農業部門担当であるSeang Borin氏は、屠殺場の責任者は鶏を衛生的な方法で屠殺し、正しい方法で肉を保存すべきだと指示している。
同氏は「プノンペン市内への精肉の供給が減少するため、我々は問題となっている屠殺場の閉鎖を望んではいない。責任者が衛生的な方法で営業を行い、正しい方法で廃棄物処理をしてくれればと思う」と語った。
仮に責任者が従わなかった場合は、屠殺場は閉鎖され、移転を余儀なくさせられるという。
4月、内務省の偽札対策委員会は、プノンペンPrek Pnov地区にあるチリソースや醤油製造工場を、衛生面における問題や当局への申請不足、また使用が禁止されている化学物質の使用などの理由で封鎖した。
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